歯槽膿漏・歯周病・口臭の症状について

歯周病(歯槽膿漏)とは

自覚症状が少なく、知らぬ間に進行していく病気

歯周病(歯槽膿漏)は、Silent Disease(静かに進行する病気)と呼ばれています。何か体に問題があれば、熱が出たり、痛みを感じたりしますが、歯周病(歯槽膿漏)は、痛みなど、脳に危険な状態をしらせるシグナルが弱い病気です。 自覚症状が少ないため、なかなか気付きません。病気であるにも関わらず、そのままの状態にしておく人が多いです。

80%以上の成人が歯周病

厚生労働省の歯科疾患調査では、35歳以上の人の80%が、また、45歳以上の人の88%が歯周疾患を持っているという調査結果があります。 他の先進国と比べると、非常に高い数値であり、日本の国民病と言っても過言でない状況です。

歯周病は、感染率No.1の病気

歯周病は、「今までで最も感染した病気」とギネス世界記録(GUINNESS World Records)に認定されています。 「お子様を授かったら、まず、歯周病治療に行きましょう」という風に言われた経験をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、お子様への口うつしや接吻などで、歯周病菌は非常に感染しやすい病気です。

8020

8020とは、厚生労働省と日本歯科医師会が80歳で自分の歯を20本残そう!という運動です。現在、日本人の80歳の平均残存歯数(残っている歯の本数)は約10本です。欧米諸国は、歯周病や歯に関心が高く、特にスウェーデンでは、80歳で20本を達成しています。 これを支えているのは、歯周ケアです。


歯周病が引き起こす出血

歯周病は細菌感染による感染症です。感染すると体は細菌をやっつけようとして、自分の兵隊である白血球を派遣します。これが充血状態です。

充血した歯ぐきは、欠陥が拡張し、もろくなっているのでちょっとした刺激(ブラッシングなど)で出血します。 ブラッシングの時に出血していたら歯周病を疑いましょう。


歯周病が引き起こす歯ぐきの腫れや膿

歯周病は、細菌感染による炎症状態のことを言います。炎症があれば、歯ぐきは腫れた状態になり、また、細菌と白血球の戦いの場であるので、たくさんの死骸が膿という形で溜まっていきます。

膿がたまるとさらに腫れた状態になります。ひどい時は顔の形が変わるほどに大きくはれることもあり、食事もできないくらいにまで なることもあります。


歯周病が引き起こす口臭

歯周病は細菌感染ですが、その細菌はほとんど歯石の中にいます。 歯石は、細菌の塊なので、そのものが匂います。また炎症の結果、溜まってくる膿も死骸なので、腐敗臭がします。

口臭の原因を全身的な病気の結果と考える人も多いですが、口腔内の問題点を解決して(虫歯や歯周病を治す)から全身の病気を疑ったほうが 良いです。


歯周病が引き起こす歯ぐきの下がり(退縮)

歯周病の炎症が長く続くと、歯を支えている歯槽骨にも炎症が及びそうになります。歯槽骨は、炎症に巻きこまれるのを嫌がり自分から後ずさりして行きます。一般に骨が溶けるという言い方をすることが多いですが、このようにして歯槽骨が退縮して行けば、腫れて膨らんでいる歯ぐきも後退し始めます。 歯ぐきが後退してゆくと相対的に歯が長く見えるようになってゆきますが、そうなってくると歯周病も中度から重度に入ってきたと言えるでしょう。


歯周病が引き起こす知覚過敏

歯ぐきが後退してゆき、歯が長く見えるようになってくると、本来歯ぐきの中に埋まって歯周病(歯槽膿漏)が重度の方の治療方法、最新の歯槽膿漏・歯周病 治療はこちらからいた歯根面が見えてきます。 この歯根面は、表面に目に見えないほど小さな穴が無数に開いており、その中を水分は移動したりします。この移動において、歯の中の神経まで伝わると「しみる」という現象が起きます。歯周病でしみるのは、病気がかなり進んでいることの目安になります。


一般的な歯周病治療方法

歯磨きで取り切ることが出来ない口腔内のゴミが、歯に付着します。やがて、バイオフィルムと呼ばれる歯磨きでは取ることのできない歯周病菌の塊を作ります。 このバイオフィルムを、歯科の専門的なクリーニングやスケーリング(歯石取り)を除去する事が可能です。

逆に、歯科医院にて、この専門的なクリーニングを半年以上受けていない方は、歯周病菌が口腔内に多く存在している場合がほとんどです。


 

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